一般社団法人 千葉県トラック協会

行政機関より

【全ト協】令和6年度「トラック運送業界における不正改造車排除運動」実施について

1. 目 的 

我が国の交通事故の発生件数等の現状を見ると、依然として改善が求められる状況であり、暴 走行為、過積載等を目的とした不正改造車は、安全を脅かし道路交通の秩序を乱すとともに排出 ガスによる大気汚染、騒音等の環境悪化の要因の一つとなっている。 このような状況に鑑み、国土交通省を中心とした「不正改造車を排除する運動」が展開され、 トラック運送業界としても、トラックに対象を絞り、全国的に不正改造車を排除するために、各 都道府県トラック協会の協力を得て、積極的な運動を展開する。

2. 実施期間

「不正改造車排除運動」は年間を通じた運動とするが、千葉県として 令和6 年6 月から1ヶ月間を「不正改造車排除強化月間」とし、特に重点をおいて運動を実施する。

3. 不正改造排除項目
①重点排除項目

 (1)マフラーの切断・取外し及び騒音低減機構を容易に取外せる等の基準不適合マフラーの装着

 (2)タイヤ及びホイール(回転部分)の車体外へのはみ出し

 (3)大型貨物自動車の速度抑制装置の取外し、解除又は不正な改造、変更等

 (4)前面ガラス並びに運転者席及び助手席の窓ガラスへの着色フィルム等の貼付(貼付状態での可視光線透過率70%未満)

 (5)前面ガラスへの装飾板の装着

②基本排除項目

 (1)直前直左の周辺状況を確認する為の鏡、又はカメラ及び画像表示装置の取外し

 (2)灯光の色が不適切な灯火器及び回転灯等の取付け並びに保安基準上、装備が義務化されている灯火器(例:側面方向指示器)の取外し

 (3)土砂等を運搬するダンプ車の荷台にさし枠の取付け及びリアバンパ(突入防止装置)の切断・取外し

 (4)基準外のウイング(エア・スポイラ)の取付け

 (5)シートベルト警報装置を解除する用品等の取付け

 (6)不正な二次架装

4. 自主点検表

 点検については、事業場内において定期的に行うことをお奨めします。
(書式は(A4版縦長)ここのリンクからダウンロードが可能です

5. 不正改造等の主な事例(PDF

 

6. (公社)全日本トラック協会 実施要領につきましては、URLよりご参照ください。

 

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